【ネタだと思ってる?】ジオデザインの「わさびいろマーカー」は全てがガチの文房具
ネタに全力を振り切った文房具は面白い。
見た目が楽しいし、何より見てくれた人の反応がワクワクする。
職場などでのコミュニケーションのための潤滑油としても役立ってくれる。
しかしネタ文房具には付きものの悩みがある。
- ネタ文房具を知りたい
- 自慢できるネタ文房具ってどんなのがある?
- 実用的なネタ文房具ってある?
今回はそんなネタ文房具の中でも鉄板の商品「わさびいろマーカー」を紹介する。
個人的にも気に入っていて、かれこれ2年ほどちまちま使っている商品だ。
ジオデザインの「わさびいろマーカー」は実用的な蛍光ペン
ジオデザインは、誰もが「!」と思うような物作りをコンセプトに生まれたブランドだ。
注目すべきはそのデザインで、ぱっと見は食品としか思えない商品ばかり開発されている。
上の画像を見て欲しい。こんなん職場で使っていたら「こいつ頭おかしくなったのか……!? 今すぐ帰るんだ!」と言われるに違いない。何だソレ最高じゃないか。
ただまぁ、実際言われたことはない。
効果を期待してはいけない。
買ってからずっと試していたが、一言たりともなかった。全人類、優しさが足りない。
わさびいろマーカー レビュー
そんなわさびいろマーカーをレビューしていく。
わさびいろマーカーには他にも種類があって、
- わさびいろマーカー:緑
- 生しょうがいろマーカー:黄
- ねり梅いろマーカー:ピンク
がある。このうち、ねり梅いろマーカーは使い切ってしまい、わさびいろマーカーは記事執筆中に薄くなった。すまない。
ご覧の通り、メインで使う色が揃っているのはありがたいポイントだ。
わさびのようなしっかりとした色味
わさびいろマーカーが単なるネタ文房具の範疇でない理由のひとつが、実用的な色味だ。
他メーカーの蛍光ペンと比べても普通に使えてしまう。
色が薄いわけでもなければ濃くもないので、面白おかしい外見とは裏腹に中身はガチだ。
実用面で言えば全く問題なく使えてしまう。ちょっと悔しい。
意外と持ちやすいボディ
わさびいろマーカーを見ていると、ついチューブ型調味料のように柔らかいように思ってしまうが、実際はカチコチだ。
プラスチック製なので、へこむことが一切ない。
ボディサイズはかなり太めなのだが、手に持った時のフィット感はピカイチ。
どうして!? と思ったが、チューブ型調味料がそもそも持ちやすいように設計されているのだから当たり前だった。
ボディが太めなため、通常の蛍光ペンよりも安定して線を引けるので、これはこれでアリ。
箱にまでこだわっている
ここまでいけばもう賞賛を与えるしかない。
ぱっと見、小型のわさびチューブにしか見えない。
たぶんスーパーで紛れ込ませておいたらわからないに違いない。
神は細部に宿ると言うが、こういった細かいこだわりは楽しい。
インクは少なめ
完全に感覚なのだが、インクの減りはかなり早い。
フリクションの蛍光ペンと同等程度だ。
見た目以上に使いやすいためガシガシ使いたいのだが、使っているとすぐにインクが切れてしまう。
蛍光ペンのため交換するリフィルもないので、インクが切れた時は結構ショックだった。
見た目が楽しいので、最悪使い切ったものを飾るだけでも面白いレイアウトになってくれるのが救い。
わさびいろマーカーは人の目をひきやすい
実際に使っていて感じたのだが、「なにそれ?」と声をかけられるケースはかなり多かった。
声をかけなくても、ちらちらを見られている視線は感じた。
心の中で「ニヤリ」とする分にはウルトラ楽しい。
こんな珍しいペンを持っている人は全国でも少ないので、手にするだけで人の目を引けるのは、コスト以上に良い。
びっくりされるのは最初だけ
当たり前だが、びっくりされるのは最初だけだ。
1回目は新鮮でもネタばらしされれば2回目以降は全く反応してくれなくなる。
そのため、常に新しい人に見せつけなければいけない。
地味にしんどいし、何を目的として買ったのかわからなくなるので、やがてアホらしくなる。
誰かに驚かれたりネタにしたくて買うと、どこで使おうか持て余すハメになるので注意だ。
片付けにくい
想像がつくだろうが、わさびいろマーカーはとにかく片付けにくい。
小さめの筆箱には入らないし、入ったとしても占領する面積が異様に大きい。
クリップもないからポケットに入れることもできない。
とにかく片付けるのに困るのだ。
結果的に机の上に立てておくくらいしか場所がなくなってしまう。
デザイン的に仕方ないのだが、ちょっと勿体ない部分だ。
まとめ:ジオデザインの「わさびいろマーカー」は外見も中身もガチの文房具
ジオデザインのわさびいろマーカーは、中身も外見も本気で開発された文房具だ。
持ちやすい上に書き味も良いので、単なるネタで収まらない実力を秘めている。
一度使えば、最初はネタのつもりだったのにいつしか頼りにしている自分に気がつくだろう。
- 単なるネタ文房具ではない
- 蛍光ペンとして申し分のない色味と書き味
- 持ちやすいボディ
と、お値段相当の満足感が得られるので、実用的なネタ文房具を探している人には是非オススメしたい。
別カラーのシリーズも出ているので、つい全色揃えたくなってしまう。
特に職場で使っていると思わぬ場所から声がかかったりして楽しいのでオススメ。
そこから話が弾んで仲良くなることもあるからね。