【毎日更新やめます】ブログを100記事以上書いてわかったことやメリットとデメリット
ブログを100記事到達して、しばらく経つ。
現在は130記事を越えていて、過去の記事のリライトもたまに行っている。
記事はこれからもどんどん増えていくだろうが、その中で、100記事を超えて記事を書くメリットとデメリットを再確認したいと思って、今回の記事を書くことにした。
- 100記事を書けって書いてあるけど、メリットは何なの?
- 100記事を書いたら何が変わる?
- いつまで毎日更新を続けたらいいの?
という疑問を持っている人の参考になれば幸いだ。
結論から言えば、僕は100記事を超えたら毎日更新を止めてもいいと考えている。
ブログで100記事を書いた方が良いメリットとデメリット
ブログを始めた当初、いろんなサイトやブログを参考にしたのだが、その中でみんな口を揃えて言っていたのが、「ブログは毎日書け」「100記事が最低のライン」ということだった。
100記事を書くメリットは、以下の3つがある。
- 記事を書けば書くほど経験を積める
- ブログを書く習慣ができる
- Googleのクローラーが来てくれやすい
これはまさしくそうで、自分も書いていて全て実感している。
だからこそ、「ブログを100記事書く」のは真理でもある。
まず100記事を書いて、初心者から脱却しようという訳だ。
しかし100記事を書くことで生じるデメリットももちろん存在している。
100記事を書くメリットは説明していても、デメリットを説明しているところをあまり見たことがない。
実際に100記事を書いたからこそ感じたデメリットも比較していこうと思う。
ブログを100記事書くメリット
まずはブログを100記事書いた方が良いメリットを紹介していく。
1.記事を書けば書くほど経験が積める
ブログの記事を書いていると、何となくだが「記事を書くコツ」のようなものが身についていく。
これは実際に感じていて、ブログを書き始めた初期の頃の記事はとてもじゃないが読めたものじゃない。
ブログを書く時に重要なのは、「いかに読者のためになるか」だ。
記事を読んでくれた読者が、「ああ、読んで良かった」と思ってくれるような記事を書かなければならない。
僕自身、まだそこまでの領域に達してはいないと思っているが、初期の頃の自分はかなり酷かった。
- 読者が抱える悩みは何なのだろう?
- どんな風に記事を構成したら読みやすく、わかりやすくなるのか。
そういったブログに必要な心構えや考え方が自然と身についていくのだ。
そのため、面倒くさかったり辛かったりしても100記事をとりあえず書くべきだと僕も考える。
100記事を書いたら脱初心者。これは事実だ。
2.ブログを書く習慣ができる
何事もそうだが、習慣付けなければ長続きしない。
ブログを100記事書こうと思うと、毎日更新しても3ヶ月以上かかる。
新陳代謝という言葉は誰しも一度は聞いたことがあるだろう。
人間は新陳代謝を常に行っていて3ヶ月経過すると全ての細胞が新しい細胞へと入れ替わるようになっている。
何事もまずは3ヶ月と言われるのは、これが理由だ。
3ヶ月も続ければ、習慣が体と脳に叩き込まれる。
そこから先はもうやらないと気持ち悪くなってしまうのだ。
筋トレでも運動でもダイエットでも、まずは3ヶ月続ける。
そうすることで習慣となって、やらないと気持ち悪い状態へと変わる。
ブログを100記事書くのも同じで、毎日更新を続けてれば続けるほど、ブログを書かない日が気持ち悪くなってくる。
実際に僕がそうだった。ブログを書けない日があると、非常に居心地が悪いのだ。
ブログを100記事書くと、確実に習慣へと変わる。
その意味も込めて、ブログを100記事書くのは確かに大きなメリットだ。
3.Googleのクローラーが来てくれやすい
ブログの記事を書いてすぐ数字が爆発的に伸びたりするなんてことは、まずない。
基本はみんな知らないから、アクセスなんて伸びようがない。
SEOも同じだ。SEO対策をゴリゴリやって書いたところで、すぐに評価なんてされない。何故なら、毎日凄まじい数の記事が世に送り出されているからだ。
Googleではそんな記事を評価するために「クローラー」というAIを使っている。
クローラーとは、検索順位を評価するロボットのようなものだ。
問題は、そのクローラーがいつ来てくれるのかということ。
クローラーが訪れる頻度はサイトによって異なっているため一概に言えない。
ただ、記事が増えればその分クローラーがやってくる可能性が高くなる。
しかも訪問してくれたクローラーはサイトがどれだけ回遊できるかを計測するので、記事が増える=クローラーに評価されやすい、となる。
記事をたくさん書いて内部リンクを適切に貼っていけば、Googleに評価されやすいのだ。
そのため、記事が多ければ多いほどクローラーが訪れる機会が増え、ブログの評価がうなぎ登りなのでは? という考えは正しい。
ブログを100記事書くデメリット
ブログを100記事書くメリットについてわかったところで、次はデメリットを紹介する。
これは実際僕が100記事を書いた上で感じたデメリットなので、おそらく誰もが感じるであろうデメリットだと思う。
- クソ記事が増えやすい
- リライトに時間がかかる
- 内部リンクを貼るのに時間がかかる
以上の3つが、100記事を超えた果てに経験するデメリットだ。
詳しく解説していく。
1.クソ記事が増えやすい
100記事を目標に書いていると、クソ記事を書いてしまう確率が上がる。
誰の特にもならない記事だったり、記事数を増やしたいがためだけに書かれた内容薄味の記事がその典型例だ。うちのブログにも結構ある。
そうした記事は当然、見に来る人はいないし、Googleにも評価されない。
Googleに評価されないということは、例えヒットしている記事があったとしても、それらのクソ記事が足を引っ張ると言うことだ。
事実、クソ記事を削除したことでPVが増えたという事例は山ほどある。
100記事を書いたら、次にやるべきは記事を書くことでは無く、足を引っ張るクソ記事を消すことだ。
記事ごとのアクセス数を解析するなら、サチコことGoogleサーチコンソールでOK。
とりあえず量産したクソ記事はサイト全体の質を落とすことに繋がるから、バンバン削除するのがサイトにとっても良いことなのだ。
リライトに時間がかかる
記事をどれだけ書き慣れていても、最初から一発で100%完璧な記事を作ることはできないと言われている。
初心者ならばなおさらで、60%程度の出来で公開することが多い。僕もそうだった。
だからこそ、リライトが非常に重要になる。
ブログを書くにあたって参考にしている有名ブログがあると思うが、そのブログの「記事更新日」を見てみると良くわかる。
皆、総じてブログをリライトしている。
リライトといっても、ひとつの記事を作るくらい時間がかかることがある。
例えばだが、100記事を全てリライトするとして、1記事リライト=30分だとしても3000分。150時間もかかってしまう。
それにプラスして日々の記事を書いていたら、ブログに追われ続けるだけになってしまう。
楽しんでやっていたはずなのに苦しくなっては意味がない。
リライトする時間まで考えたら、記事を増やせば増やすほどデメリットになっていくのは念頭に置くといい。
3.内部リングを貼るのに時間がかかる
100記事くらいなら、正直どんな記事を書いたかはまだ覚えていると思う。
それが200、300と数を重ねると、覚えている人はほぼいなくなる。
そんな状態で出てくるのが、内部リンクだ。
記事内に内部リンクを貼ることで回遊をさせてクローラーの評価を上げる、というのは先ほどメリットで解説したが、それはデメリットにもなり得る。
正直に言おう。
内部リンクを貼り替えたりするのが面倒くさい。
リライトと同時期にやったらいいと思うかも知れないが、似たような記事を書いて別の記事に内部リンクを追加して――の作業は、記事の数に比例して増えていく。
つまり、手間と時間がかかる。
何より、自分でブログをコントロールできなくなるのが大きなデメリットだ。
50~100記事なら、何の記事があってどこに内部リンクを貼ったかは何となくだが把握できる。
それ以上は、内部リンクの整理だけでも膨大な時間がかかる。
内部リンクにかける時間を他のことにかけたいと、その内感じるようになる。
ブログ100記事到達後は、質も重視していく方がいい
最初から質も重視してるよ! という人は、ちょっと待って欲しい。
果たしてそれは本当だろうか? 常に全力で質を重視できているだろうか?
SEO対策ばかりで、肝心の中身は読者にとって利益となる情報になっているだろうか?
とりあえず記事を書こう。
そんな気持ちで書いた記事は、誰にも読まれないまま、ブログ全体の価値を落としていくだけに過ぎない。
100記事を到達したら、次の段階として質を重要視した方がいいと個人的には考えている。
文法ならばPREP法やCREMAの法則などなど、新しい文法を取り入れても良いし、新しい情報を開拓してもいい。
そちらにシフトすることで、よりブログの質を高めて、足を引っ張る記事を消していくことが必要だと考える。
まとめ:ブログが100記事を超えたんで、月・水・金の更新にします
以上が、100記事を超えて書いた上で感じたメリット・デメリットだ。
幸いにしていくつか跳ねている記事があるので、今後はリライトを中心にしてより読者が少しでも幸せになるような記事を作るように心がけていこうと思う。
まずは100記事は決して間違いじゃない。むしろ正しいとすら思っている。
何故なら、これまでブログを書いてこなかった人が「ブログの記事を書く」のに慣れるためには、それくらいの数が必要だからだ。
そして、100記事書いたからこそ見える景色が確かにある。
- 100記事は書いた方が良い
- 初期の頃の記事を見て「酷い」と感じたら、成長している証
- 惰性で記事を増やし続けるのはデメリット
だからこそ、ただ作業的に200記事、300記事と積み重ねる前に何が必要かを考えなければならない。
なので、今後は更新頻度を少し落とすことにする。
ブログの良いところは、毎日更新しなくても良いことだ。
たまにはサボったっていいし、自分なりのやりやすい更新方法に落ち着けば、それが正しい。
もしブログ更新がしんどいという人は、一度立ち止まってみたり、ペースを落としてみるのも良いと思う。
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