【シベリアンハスキー】室内飼いに必要な道具は9個。まず揃えたいものはこれ【実録】
シベリアンハスキーを飼うことになった。なぜかわからないんだけど、気が付いたら飼うことになっていたんだ。あの可愛さがいけない……!
ただ、僕は室内飼いが初めて。犬は何匹も家にいたけど、飼っていた祖父母は番犬用として外飼い派だった。だから、今実家で飼っているわんこも外飼い。つまり、室内飼いのノウハウがない。
ぶっちゃけ犬は外でも室内でもどっちでも良いやんけって思ってるんだけど、ハスキーは室内飼いが推奨されている。
そこで今回は、シベリアンハスキーを飼うにあたって準備したものを照会しようと思う。これからハスキーを飼おうかどうか悩んでいる人の参考になれば幸いだ。
- シベリアンハスキーを飼うのに必要な道具を知りたい
- 初めて家の中で犬を飼うんだけど、何がいるのかわからない
以上の人は、ひとつの目安としてくれ。
シベリアンハスキーの室内飼いに必要な道具
シベリアンハスキーは中型犬だ。人によっては大型犬ととらえられるほど、大きい。だから、必要な道具も自然と大型犬向けになる。
この辺りは注意しよう。トイプードルやチワワのように小型犬が人気だから、ハスキーで使える道具は結構少ない。まるでiPhoneとAndroidのグッズみたいだ。
その上で、僕が家に迎える前に揃えたのは、以下になる。
- ケージ(サークル)
- 首輪
- ハーネス
- 食事・水用の容器
- トイレ
- クレート
- フロアシート / ジョイントマット
- おもちゃ
- 散歩グッズ
ケージ(サークル)
ハスキーは運動量がとんでもない犬種だ。だから、室内で飼う場合はケージもしくはサークルが必要になる。してなかったら家具とかを破壊されかねない。
また、犬は自分の縄張りも大切。ここは自分の家となるように、設置してあげる方が良い。
ただ、ハスキーは中型犬だ。人によっては大型犬と思えるほど、大きくなる。だからうちでは以下のサイズで落ち着いた。
横:77cm ✕ 高さ:100cm
飛び越えられる可能性もあるから、念のため100cmを採用。さすがに1mもあれば大丈夫なはず。後はこのサイズが8枚あるケージを買って、組み立てればOK。
もっと小さいのにしても良かったんだけど、どうせ大きくなるならと思って最初から大きいのを買った。好きなように形を変えられるから、オススメ。
首輪
首輪はマスト。家族の証のためにも、必ず買っておこう。最近は名前を入れられるものもあるから、そっちもオススメ。
ただ、人間と同じですぐに大きくなるから、最初の内は小型犬サイズでも良い。うちは小型犬サイズを買った。成長したら付け替えようと思う。
ハーネス
ハーネスは、あれば良いって感じ。これも成長に従って買い替える必要があるから、散歩のタイミングに合わせて買うと良い。
ただ、首輪でも代用できるから必要無い人もいる。両者の違いは以下。
首輪 | デメリット |
---|---|
犬のコントロールがしやすい 保護するための手掛かりになる 体への負担が大きい | 犬のコントロールがしにくい すっぽ抜けたら終わり 体への負担が小さい |
ハスキーは引っ張る力が強いから、散歩の時にコントロールできるかどうかで考えても良いだろう。
リード
リードも必要。病院に行ったり、散歩に行ったりする場合に使う。基本的には何でも良いんだけど、リードには推奨サイズがあるから、成長に合ったものを選ぼう。
うちは大型犬用のものを選んだ。小さいうちは子犬用でも良いと思うけど、引っ張る力が強いから千切れる可能性がある点には注意しよう。
食事・水用の容器
飲食用の容器も必須。うちは買い替えるのが面倒だったから、大人になっても使えるようなサイズの食器を選んだ。
ただ、水に関しては成長によって変えていくのもアリ。うちはケージがあるから、ケージに取り付けるタイプでも良いだろう。わんこによっては飲むのが苦手な場合もあるから、注意が必要にはなるが。
成長に従って容器の台を作れば、首への負担も軽減できる。長く使っていくアイテムだから、わんこに合ったものを選ぼう。
大きめのトイレ
室内飼いではトイレも大切になる。特にハスキーは中型犬だ。当然、おしっこの量も多い。同じサイズの柴犬を飼っているから良くわかる。めちゃくちゃ出るんだ、これが。
ただ、ワイドサイズはネックがある。値段だ。シングルサイズより高い。
そんな人にオススメなのが、シングルサイズを2枚使うタイプのトイレ。うちはこっちを買ったんだけど、使った方だけを交換すれば良いから無駄がない。
クレート
クレートも買おう。お迎えの時に使うのはもちろん、動物病院に通う際にも活用できる。抱えて帰るのはハスキーにとっても負担になるから、めちゃくちゃ大事なアイテムだ。
また、そのまま家として使うこともできる。クレートを家だと認識してくれれば、中に入れるのも楽だし負担がない。一石二鳥だ。
サイズに関しては、最初から成犬サイズを買っても良いし、成長に合わせて変えていくのも良い。うちは小さめのクレートを買った。以下に買ったものを貼っておく。
フロアシート / ジョイントマット
室内飼いでは、家の床の保護も欠かせない。特に暴れん坊将軍である子犬時代は必須だ。粗相から床を守るためにも、ぜひとも設置したい。
うちの場合、床の上にフロアシートを敷いて、その上にジョイントマットを設置してからケージを置いた。ジョイントマットだけでもいいかなと思ったんだけど、隙間から床に染み出る可能性を考えて、念のためフロアシートを敷いた。
ふふふ、これなら床も痛むまい……
なくても室内飼いはできるんだけど、わんこの足に負担がかかる可能性もあるから、なるべく敷いた方が良い。ニトリなら格安でジョイントマットを買えるから、見に行ってみよう。
なお、すぐにボロボロにされるから買い換えは必須。一瞬で壊れる。ハスキーをナメてはいけない。
おもちゃ
室内で遊ぶ用に、おもちゃも買ってあげよう。
おもちゃに関しては、好きな物でOK。間違って飲み込まないようなサイズを念頭に置いて選べば良いだろう。
迷ったら、ブリーダーさんやペットショップの店員さんに聞くのもオススメ。
散歩グッズ
生後しばらくすると散歩にも行く必要が出てくる。ハスキーはアホみたいな運動量が必要だから、以下の散歩時間が必要だ。
めちゃくちゃ多い。それだけ飼い主も運動になるから、運動不足の人にとっては最高の環境だ。
当然、散歩グッズも必要になる。先述した首輪・ハーネス・リードの他に、以下を揃えた。
- 外出用の飲料用容器
- うんち袋
- うんちを入れる袋
この辺りは消耗品になるから、使いやすそうなものを選ぼう。参考までに、僕が買ったものを以下に貼っておく。
シベリアンハスキーは室内飼いの方が良い
シベリアンハスキーは大きい。海外ならともかく、日本の家だとどうしても買うのにスペースが必要になる。そのため、外で飼おうかなと考えている人もいるだろう。
結論からいえば、推奨しない。なぜなのか、理由を解説していく。
脱走癖がある
ハスキーを飼う上で必ず注意したいのが、脱走癖だ。めちゃくちゃ脱走すると評判で、いろんな飼い主が経験している。以前ハスキーを飼っていた友人も、同じように言っていた。
正直、脱走癖なら柴犬も大概なんだけど(過去に4回ほど脱走された経験あり)、外飼いだとリスクが大きくなる。
もちろん室内飼いでも脱走するリスクはあるんだけど、以下の点に気を付けていればある程度防げる。
- 短時間でも扉を必ず閉める
- 責任を持ってリビングまでリードを放さない
子供がいる場合は、扉の開け閉めにも注意しよう。大人と違って扉を閉めないケースが多い。
とにかく、いかに脱走しないかを意識して生活できるかが大切だ。逃げた時を考えて、首輪に連絡先を書いておくのもオススメ。
脱走癖のある犬は、他の犬と比べて執念が全く違う。ちょっと意識を向けなかった瞬間が危ないから、油断しないためにも室内飼いがオススメなのだ。
暑さにめちゃくちゃ弱い
シベリアンハスキーは、スピッツ族に属する犬種で、北極点近くに住むエスキモー犬の一種だ。つまり、寒さにめちゃくちゃ強い。-20℃くらいなら平気で過ごせるくらいだ。
一方で、暑さにはめちゃくちゃ弱い。雪国出身だから当然だね。
特に2024年の夏は暑かった。30℃を超える日がずっと続いたのを振り返ると、夏の暑い日に外飼いが危険なのはわかるだろう。
夏はエアコンの効いた涼しい家の中が1番。日本の夏には向いていない犬種だから、室内飼いが良いのだ。
群れで暮らす犬だから孤独が苦手
シベリアンハスキーと聞いて何を思い浮かべるだろうか? きっと多くの人が、雪の中、ソリを引く姿だと思う。
その姿からもわかるように、ハスキーは多くのわんこと一緒に過ごす。つまり、生粋の外交的な性格だ。内向的な僕とは大違い。
そのため、誰かがいないと孤独を感じて遠吠えをしてしまう可能性がある。ストレスにも繋がるから、できれば避けたいポイントだ。
外飼いは、性質上、飼い主と接する機会が減る。柴犬のように孤独大歓迎な犬ならともかく、常に誰かと関わっていないと死んじゃうタイプの性格では、非常に辛い環境だ。
だからこそ、人が生活している室内で一緒に過ごすのが、ハスキーにとって最も良い過ごし方となる。そもそもな話として、外飼いには向いていない犬種なのである。
シベリアンハスキーは室内飼いがオススメ
シベリアンハスキーは、元来群れで生活する犬種だ。暑さにも弱いし脱走もしやすいから、室内飼いがベストになる。飼おうかどうか迷っている人は、室内で飼えるかどうかでまず考えるようにしよう。
その上で、何を揃えるか迷ったら今回紹介したものを参考にして、買ってみよう。最初からベストなものは揃えられないから、成長に合わせて少しずつ増やしていくくらいでちょうど良い。
愛犬に最高の犬生を送らせてやるためにも、最高の飼い主を目指していこう。
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