生協(コープ)の宅配をオススメしたい3つの理由
生協(コープ)を聞いたことあるだろうか?
外食が減って宅配需要が増えた昨今、生協(コープ)ってどうなの? と思っている人は一定数いると思う。
「Oisix」など便利で使いやすいサービスが広がってきた今、実際に生協(コープ)を使って7年ほど経つ僕から見た、生協(コープ)の良いところ悪いところを解説したいと思う。
どうなのかな? と考えている人の一助になれば幸いである。
・生協(コープ)って高いの?
・売ってる商品って何があるの?
・商品でオススメってある?
という疑問の回答になるだろう。
生協(コープ)の宅配は、ネットスーパー
CMで見たことがある人は結構いると思うのだが、生協(コープ)は割と何でもしている。主な事業の宅配から共済まで、おおよそサービスが揃っている。
今回解説するのはその中でも「宅配」に視点を当てる。
生協(コープ)の宅配は、わかりやすく例えるならネットスーパーだ。食料品はもちろん、衣服や花の苗まで、おおよそ大型のスーパーで売っているものは揃っている。季節的な贈答品(お歳暮など)もお願いすれば「のしをつけて」送ってくれる。わざわざ店に行って商品を選ぶ必要が無いので、手間が減るのは嬉しい。
反面、ネットスーパーなので、Amazonや楽天のような場所をイメージしてはいけない。あれらのような大規模かつ様々なカテゴリの商品を扱っている訳ではないので、わけて考える必要がある。
言うなれば、スーパーが近くにない田舎に食料品などを定期的に運んでくれる宅配サービスである。
生協(コープ)を利用する際は、まずそれを理解しなければならない。
オススメ理由1:取り扱い商品が結構多い
生協(コープ)で取り扱っている商品は結構多い。前述したように様々な商品が取り揃えられているのはもちろん、お菓子ならカルビーやロッテなど、スーパーやコンビニで売っている商品はほとんどある。
また、コンビニ限定で早めに卸したりする商品も先行発売で取り扱っていたりするので、くまなくチェックすると楽しかったりする。
もちろんスーパーらしく、PB(プライベートブランド)商品も充実している。
個人的にだが、生協(コープ)の一番の強みはPB商品だと思っている。スーパー系列のPBでは群を抜いて良い商品が多い。
個人的オススメ商品1:「ぱくぱく」シリーズ
生協(コープ)といったらこれ! と言いたくなるくらい定番商品。
「ぱくぱく」とはネーミングそのまま、骨が全く無いので気にせず「ぱくぱく」食べられることからついている。
しかも小さいわけではなく、1尾50gほどあるので、食べ応えもある。
更に、冷凍食品なのがポイントだ。冷凍庫に突っ込んでおいて、食べたい時に冷凍庫から出してフライパンで数分間加熱したら出来上がり。なんというお手軽さ。神か。
食卓にもう一品欲しい時はもちろん、小さい子供に骨が刺さる心配がないので良い。
子供から大人までが楽しめる商品だ。ちなみに秋刀魚とホッケが二大巨頭。
個人的オススメ商品2:焼き鳥(タレ)
焼き鳥はタレと塩があるのだが、個人的にオススメしたいのはタレだ。
甘さを強めにした甘辛いタレがめちゃくちゃ上手い。あれだけで食べたいくらい。味で言えば、「蒲焼き地鶏」のタレに近い。ご飯が進む進む。
塩はあっさりしているので、おかずというよりおつまみ向け。どちらも酒のアテとしても優秀なので、晩酌のお供にもオススメだ。
また、8本入りが3袋も入っているので、「焼き鳥が食べたいな」と思った時に冷凍庫から出してチンするだけでOKな手軽さもポイント。
ひとつ買えば最大で24本も焼き鳥が入っているので、家族みんなで食卓を囲む際にも十分な量になる。
注意点として、「もも」しかないので注意だ。「皮」と食べたい時は涙を飲んで欲しい。僕もいつも涙を飲んでいる。皮が美味しいのに……。
個人的オススメ商品3:牛丼やチャーハンなどの冷凍食品
僕自信、ひとり暮らしをしているからというのもあるが、何か料理を作る時が面倒くさい時に重宝するものとしてオススメにしたい。
牛丼(吉野家やすき家)やカレー(松屋)などの冷凍食品は、チンすれば食べられる。チャーハンも同じくだ。
ぶっちゃけ、家に家族がいて「食事まだー?」とか言われてイラッとしたことないだろうか? 僕はある。
そんな時に、「これでも食べてろ」と言える商品として、このふたつは重宝する。最大公約数で嫌いな人がいないし、腹持ちもする。
200円300円くらいで一度の手間が減るのなら、安い買い物だ。
個人的オススメ商品4:苗
生協(コープ)では花や野菜の種や苗も売っている。もちろん届く。凄い。
実はこの苗、僕は買ったことないのだが、祖母や母が良く利用している。というのも、苗と一緒に育て方が詳しく書かれたものが一緒についてくるのだ。
これが地味にありがたいらしく、ホームセンターではほぼ買わない。だって指南書が一緒についてくるんだもの。
もちろん、ホームセンターはホームセンターで専門家の詳しい話が聞けるので、利点がある。個人の使いやすい方を利用すればいいだけの話だ。
だが、最初にどう植えてどう育てて――という情報がまとめられて手元にあると、結構安心するものだ。
僕みたいに植物を育てるのが苦手な人間は、特にそう思う。
オススメしないもの
当然だが、オススメしないものも存在する。簡潔に挙げると以下のジャンルになる。
- 衣服
- 雑貨
以上の2点だ。衣服は言わずもがな。雑貨もどんなものか写真でしか判断できないので、買った後に後悔することがほとんどだ。
衣服や雑貨は、それを使っている自分の姿を想像して買うものなので、ちゃんと現物を見て触って買った方が良い。
オススメ理由2:定期購入が便利
生協(コープ)では、定期購入のシステムがある。
使える商品は限られてくるが、我が家ではタマゴや牛乳、ヨーグルトが毎週届くようにしている。
節約が生きがいの人からしたら烈火の如く怒られそうであるが、それはそれ。
生活する上でどうしても必要になってくる食料品は、定期購入した方が楽だ。いちいちスーパーに行って、「ああ、買い忘れた!?」なんてことになる方が、余程ストレス。
もしたまってきて消費が追いつかないとなったら、任意で止めることもできる。
使い始めるとかなり便利なシステムなので、我が家では活用している。
オススメ理由3:商品のカタログやチラシ、袋は全て回収してくれる
生協(コープ)の注文時に見る紙のカタログやチラシ、商品が入っている袋は、全て回収してくれる。商品の入っている箱に入れておけば、次の回収日に持って行ってくれる。
余計なゴミがほとんど出ないのは、ありがたいところだ。
袋だけ家のゴミ袋として使ってもいい。
ゴミに対して企業として取り組んでくれているので、利用する側としても安心だ。
過剰包装なんてものは、生協(コープ)には存在しない。
生協(コープ)を利用する時の注意点
利用する場合、以下の点には必ず注意して欲しい。それは――
商品が届くまで時間がかかる
とうい点だ。Amazonや楽天に代表される通販サイトは、下手すれば注文した当日に届く。
しかし、生協(コープ)はそうも行かない。届くまで最大2週間はかかる。そのことを覚悟して使った方が良い。
注文書を受け取って商品を準備して次の配達で届ける、となるのでどうしてもタイムラグが出来てしまうのだ。
僕がオススメ商品に食べ物などに集中させたのはそのためで、どうしても欲しい日用品は店に行くか通販で買った方が良い。
生協(コープ)は、あくまでも時間をかけずに日々を楽に過ごすために利用するべきサービスだ。
また、前述したように注文してからタイムラグがあるので、注文した物を忘れる。何が届くか全く覚えていないとかあるので、宅配日前日に注文書を書くとか、注文したものをメモして残しておくとかの工夫が必要になる。間違えても届いたその日に注文書を書いてはいけない。100%忘れる。併せて、お腹が空いている時に食べ物の注文書を見ない方が良い。100%買いすぎる。
値段は高め
当たり前だが、商品を宅配してくれる人がいるので、人件費などを考えると商品はそんなに安くない。生協(コープ)もそれをわかっているから、魅力的なPB商品を出して、少しでも安くお得に販売してくれている。
商品そのものに魅力を感じないのであれば、利用するメリットは少ない。
反面、スーパーの特売を狙ったり、安い店をはしごしたりなどの時間と労力と金の無駄は無くなるので、どれが良いかは自己判断になる。
僕はガソリン代や時間を無駄にしたくないので、大人しく生協(コープ)を使う。その分余った時間で、お金を生み出すことに使う方が得だからだ。
近くにスーパーやコンビニがあるなら、利用する必要はない
7年間愛用していて何だが、生協(コープ)は、近くにスーパーやコンビニがある都会だと、ほとんど利用する場面が無いだろう。
生協(コープ)の恩恵を最大限受けられるのは、僕が住んでいるような「近くのスーパーやコンビニまで車で15分」とか、そういう場所だ。
食料品を宅配してくれて、冷凍で長期保存もできるなんていうのは、生活する上でめちゃくちゃありがたい。
インフラがしっかり整っている場所では、ほとんどメリットを受けられない。
自分の住んでいる場所に合わせたスタイルで、生活していこう。
まとめ:生協(コープ)は一度使うと便利さを実感できる
僕自身、生協(コープ)を利用して良かったなと思う場面はかなり多い。特に食べ物関係はそう思う。
「ぱくぱく」シリーズなんか、一度食べると自分で魚を焼くのが面倒くさくなる。骨も無いし、安心なのだ。
生協(コープ)がちょっと気になるなーという人は、
・タマゴとか牛乳を定期購入して常にストックしたい
・割高でも良いから楽したい
に合致しない限り、満足するのは難しいだろう。
それでも大丈夫だよ! という人は、以下から資料請求もできるので、一度資料を見てみるのをオススメする。
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