【AMG】アミューズメントメディア総合学院ってやばい?大阪校のOBかつ現役講師が解説する強みと注意点【必見】

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クリエイターになって自分の好きなことをして生きていたい!

何かを表現する仕事で充実した毎日を送りたい!

このように考えている人にとって、クリエイターを要請する学校は候補の1つだ。気持ちは凄く分かる。僕も同じだったからだ。

世の中には大学と専門学校、フリースクールなど様々な学び場がある。今回紹介するAMG(アミューズメントメディア総合学院)も同じ。実際、僕もみんなと同じ想いを胸に扉を叩いたひとりだ。

今回は、クリエイターになりたいけど学ぶ場所で悩んでいる人向けに、AMGの卒業生かつ現役でAMG講師を務めている僕から、AMGについて解説していく。

実際にその場にいるからこそわかる良い点と悪い点を忖度無く書いていくつもりだ。

なに? 忖度するんじゃないかって? 

んなことはしない。記事を見て判断するのは君たちなのだから、僕が忖度する理由は一切ない。そして入学してからの人生も、僕は全く保証しない。自分の人生の責任を取れるのは、自分だけだからだ。

以上を踏まえて、AMGに少しでも興味を持っている人の参考になれば幸いである。特に以下の人は、これからの判断の1つとして活用してくれ。

  • 学校に通って夢を叶えられるか心配
  • 通ったら必ずデビューできるの?
  • 学校に通わなくても良いって聞くけど、本当?

少し長くなってしまっているが、自分の人生を決める大きな選択となるので、できれば最後まで読んでみて欲しい。その上で、入学するかどうかを決めることをオススメする。

AMGそのものについて知りたい人は、数カ所に資料請求用のリンクを貼っておくから、気になったら申し込んでみてくれ。何となくの雰囲気は掴めるはずだ。

あさき

あさきです。X(Twitter)カクヨムnote、Kindleでお仕事ラノベも出版しています。お問い合わせはこちら

目次

AMG(アミューズメントメディア総合学院)はプロから直接学べる学校

AMG アミューズメントメディア総合学院 東京校
画像引用:アミューズメントメディア総合学院

AMG(アミューズメントメディア総合学院)は、プロから直接ノウハウを学べる学校だ。在籍講師は全てプロ。なので、実地的なカリキュラムで構成されている。

僕も入学した当時、驚いたのだけど本当に現役で仕事をしている人しかいない。そのため、「あ、この人知ってる!」なんて講師がゴロゴロいる。この間なんて、講師控え室で講義の準備していたら、後ろに「伊倉一恵」さんがいてビックリした。劇場版シティハンターを観た直後だったから、特にね。

僕が所属しているのはAMG大阪のノベルス文芸学科なんだけど、TRPG好きなら誰もが知っている北沢慶先生もいる。最初は感動したものだ。

プロから知識や技術を直接学びたいのであれば、最高の環境だと言える。

そんなAMGだが、入学を考えるにあたって以下の2つは知っておいて欲しい。

  • 東京都大阪の2ヶ所にある
  • プロじゃないと講師を続けられない

東京と大阪の2ヶ所にある

AMG アミューズメントメディア総合学院 大阪アミューズメントメディア専門学校

大前提だが、AMG(アミューズメントメディア総合学院)は、東京と大阪の2ヶ所にある。在校生でいた際に感じた属性として、出身地が関東か関西かで通う場所が変わる印象を受けた。

僕がいたのは大阪校なのだけど、見事に滋賀県より西しかいなかった。滋賀県である僕が最も東側。同期だと九州は鹿児島、後輩だと沖縄出身の子もいたが、関東はいない。

これから入学を考えているなら、自分の住んでいる地域で通いやすい場所を決めると良いだろう。どちらもそれほど大濃いな違いは無い。ただ、学校の業態として以下のように異なる。

スクロールできます
学校名場所業態
アミューズメントメディア総合学院東京フリースクール
大阪アミューズメントメディア専門学校大阪専門学校

1番の大きな違いは、大阪は専門学校だという点。僕が在籍していた頃はフリースクールで卒業しても何の特典も無かったのだけど、今は「専門学校卒」という肩書きが付く。教えてもらえる内容は変わっていないから、肩書きだけが追加された形だ。

フリースクールの場合、高校卒業してすぐに入学しても、高卒のまま。就職する際に大きなデメリットとなるから、注意して欲しい。給料にも関係あるからね。

ただ、AMGの場合は卒業してすぐゲーム会社などに就職する人も多いから、あまり気にならない部分ではある。

ここでは一旦、東京と大阪では業態が違うとだけ覚えておこう。

東京と大阪で学べる学科の違い

AMG アミューズメントメディア総合学院 大阪アミューズメントメディア専門学校 違い

入学するにあたって気になるのが、学科の違いだ。まとめてみたので、以下の表を見て欲しい。

東京校大阪校
ゲームクリエイター学科ゲームクリエイター学科
ゲーム・アニメ3DCG学科ゲームプログラマー学科
アニメーション学科ゲーム・アニメ3DCG学科
キャラクターデザイン学科キャラクターデザイン学科
マンガイラスト学科アニメーション学科
小説・シナリオ学科 → 2024年より廃止マンガイラスト学科
声優学科ノベルス文芸学科
声優学科
動画・配信クリエイター学科

見てくれればわかるように、東京よりも大阪の方が学科が多い。1つの学科で学べる内容を、より細分化している形だ。

自分がやりたいことが決まっているのなら、大阪校の方が専門的に学べるだろう。一方の東京校は、漠然と学びたいものがある場合に活用しやすい。

入学してから「なんか違うな」と思ったら、希望を出せば学科の変更もできる。現時点で、自分が学びたいものを基準に選べばいいだろう。

講義や学祭などで学科をまたいで制作することもあるから、人脈を広げやすいのもAMGのメリットだ。

プロじゃないと講師を続けられない

AMG 講義

AMGには沢山の講師がいる。もちろん、それぞれ専門分野で活躍している人たちだ。こういうと僕もそうなっちゃうのだから恥ずかしいのだけど、まぁ、そういうことになっている。

AMGで講師をするには、「プロとして生活できているかどうか」が基準となる。副業で少しだけ稼いでます、なんて人は講師になれない。

プロから直接教わりたい人には、最高の環境なのは言うまでもない。しかも直接アドバイスをもらったり指摘を受けたりできるから、やる気のある人間ほど成長できる。

上手く関係性を作れたら、仕事を紹介してもらうことすら可能だ。

プロじゃないと講師を続けられないからこそ、入学すれば大きな恩恵を受けられるのがAMGなのだ。

OB・講師から見たAMG(アミューズメントメディア総合学院)をオススメする理由・強み

AMG アミューズメントメディア総合学院 アミューズメントメディア専門学校 オススメ

先にも言ったが、僕はAMG大阪校がフリースクール時代のOBで、かつ専門学校である今は講師をしている。生徒・講師の両方の視点からAMGを見ている人間だ。

そんな僕がAMGをオススメする理由・強みを紹介する。特に以下は実感した部分なので、要チェックだ。

  • 頑張れる土台を身につけられる
  • 同じ夢を持つ仲間と出会える
  • 今の技術・トレンドを知れる
  • 在学中にプロデビューできる機会が多い
  • 卒業後もずっとフォローしてくれる

頑張れる土台を身につけられる

AMGで学べるのは、基礎とマインドだ。どのように作品を作り、どのように表現するのかを学べる。その場で無理矢理プロデビューさせるのではなく、卒業後もずっと1人で頑張れる土台を身につける環境となっている。

事実、僕もAMGのノベルス学科(現:ノベルス文芸学科)を卒業してから出版社の営業に病院の地域連携室と、小説とほとんど関係のない仕事をしてきたが、今こうして文章で飯を食えているのは、AMGで身につけた考え方・スキルがあってこそだ。

卒業生たちと会うと、集まる度に「卒業してからようやく学んだ内容がわかった」と口を揃えて言っている。皆、今は作家やシナリオライターとして活躍している人たちばかりだ。

AMGに在学する期間は2年と短い。その間で、卒業した後の数十年間で通じるノウハウを学べるのだから、入学する意味は大きい。最初の数ヶ月は、頭をガツンと殴られた気分になるだろう。それくらい、強烈な体験ができる。

僕も入学して早々にショックを受けた口だ。「今まで自分が生み出してきたものは何だったんだ……」と結構ヘコんだ。

だが、その経験があるからこそ、今がある。卒業後も自分の好きなこと・得意なことで充実した生活を送りたいと考える野なら、頑張れる土台を身につけられるAMGは最適な場所だろう。

同じ夢を持つ仲間と出会える

AMG 入学 友達 仲間 クリエイター

AMGに入学すると、自分と同じ夢を持つ仲間と出会える。この意義は非常に大きい。ひとりでは目指すのが難しくても、仲間といることで勇気づけられるからだ。

僕は小説だったのだけど、周りで文章を書いている人間は全くいなかった。そんな状態で創作だけをしていたものだから、充足感はあってもどこか孤独だった。「このままひとりで頑張らないといけないのか……」と思うことが何度もあった。

だが、AMGに入学すると、自分と同じく小説を書くのが好きな人間が沢山いた。救われた気分になった。彼らとの繋がりは今でもあるし、近況報告なんかで集まると刺激にもなる。

AMGで学ぶのは、たった2年間だ。残り数十年間はひとりで頑張らないといけない。だからこそ、同じ夢を持って同じ学び舎で学んだ仲間の存在は、何よりも助けになる。

同じ夢を持つ仲間と出会えるのは、それだけ大きい意味を持っているのだ。

今の技術・トレンドを知れる

技術 トレンド データ

AMGに在籍している講師は、全員が現役だ。それぞれが第一線で活躍しているからこそ、今の技術やトレンドを学べる。

「それくらいネットでもわかるわい」という人もいるだろうが、たぶん無理だ。どんな業界でもネットに出ているのは最先端から一歩遅い技術・スキルとなる。要は時代遅れなのだ。だって、効果を測定してからでないと確実な情報を公開しないもの。

当たるか外れるかはともかくとして、今の技術・トレンドを学べるのは非常に大きい。それを活かせば、大きな武器にもなるだろう。

少なくとも、ネットで情報を集めている人間とは一線を画す存在にはなれる。

こうした技術を学べるのは、現役プロが講師をしているからこそ。ネットよりも濃い情報を得られるのは、非常に有益だ。

在学中にプロデビューできる機会が多い

AMG アミューズメントメディア総合学院 プロデビュー

AMGは在学中にプロデビューできる機会が多い。というのも、AMGが内部に出版などのエンタメ部門を抱えているからだ。以下にまとめてみた。

AGMグループ名事業
AMG出版マンガ
イラスト
ノベルス
シナリオ
ゲームシナリオ
携帯コンテンツ制作
AMGホールアーティストライブ
演劇
アフレコライブ
各種イベント向け多目的ホール
AMG STUDIOアニメ
外国映画アフレコ
AMG MUSICヴォーカリストの育成
音楽レーベル運営
ProductionA 声優
ヴォーカル
アーティストマネージメント
アットエンタテイメント(株)洋画買付
配給
ビデオ発売
販売
アメイジング D.C.音楽/映画CD・DVD配給、販売、販促
AMG GAMESゲーム・アプリケーション開発
AMG アニメ・声優事業部アニメーション制作

実に多い。全部まとめて「AMG GROUP」だ。

表を見てくれればわかるように、映像化するにあたって声優学科の生徒が出演できたり、ノベライズでノベルス文芸科やキャラクターデザイン学科の生徒が手がけたり、といった形で参加できる。実際、僕の同期でも作家デビューしたりアイドルの歌詞を書いたりした人がいる。

プロを目指すにあたって、実績は大切だ。最も評価される指標と言っても良い。在学中に学校の力を借りて実績を作れるのは、これからプロを目指す人間にとって貴重な第一歩となる。営業する際にちゃんと言えるしね。

制作スタッフに覚えられれば、次回にも繋げられるだろう。

そうした意味でも、AMGに入学する意味は大きいと言える。

卒業後もずっとフォローしてくれる

AMG アミューズメントメディア総合学院 卒業後 フォロー

AMGは、卒業後もずっとフォローしてくれる。普通、卒業したら「後は1人で頑張ってね」ってなるもんなんだけど、AMGは違う。何年経とうと面倒を見てくれる

僕の場合はノベルス文芸学科だからそこを中心に話すのだけど、ノベルス文芸学科の場合、プロの講師に1対1でアドバイスをもらえる「チューター添削」というものがある。これ、在校生はもちろん卒業生でも参加が可能。もちろん無料。破格だ。

現在、ゲーム会社でシナリオライターをやっている同期がいるんだけど、その人は小説家になりたいから公募を目指して今でも定期的にチューター添削を受けている。そのおかげか、在学中より遙かに実力がついている。

やる気のある人だけが得をするシステムだ。だが、それでいい。それこそがプロなのだから。

しかも卒業しても、特別講義や作品を見せ合うミーティングなんかには参加できる。自分以外の人から刺激を受けられる環境が整っているのだ。もちろん無料だ。交通費くらいしかかからない。

卒業生向けに仕事の依頼も入る場合もあるから、そこで実績を残せばプロへの足がかりにもなる。2年間という短い機関しか学べないが、卒業してからもずっとフォローしてもらえるのは、AMGならではだ。

AMGは本人のやる気さえあれば、卒業後してからもずっと頼れる存在なのである。

OB・講師が教えるAMG(アミューズメントメディア総合学院)に入学する上で知っておいて欲しいこと

AMG アミューズメントメディア総合学院 専門学校 ポイント 注意

AMGには多くの強みがあるが、それだけじゃない。夢を見て入学しても、実際は思い通りにならないことがほとんどだ。

そうならないために、卒業生としての実体験を基に、知っておいて欲しいことを紹介する。未来の後輩に向けたアドバイスのようなものと思ってくれていい。

以下の6つはとても大切なので、知っておこう。

  • 在学中にデビューはまずできない
  • 入学しても必ずプロになれるわけじゃない
  • 教わる内容は講師によって違う
  • 卒業してからが本番
  • 最後に頑張るのは自分
  • 卒業しても肩書きを活かせない

在学中にデビューはまずできない

AMG 在学中 デビュー できない

AMGはプロデビューできる機会が多いと言ったが、ほとんどの人はできない。なぜなら、デビューするにはコンペを勝ち上がらなければいけないからだ。

コンペとは「コンペティション」の略で、簡単に言えば公募。つまり、公募で「この作品を使って商品を作りたい!」と思わせなければならない。

コンペは2種類あって、以下のどちらかに応募する形となる。

  • AMG内でのコンペ
  • AMGを含めた外部から募集しているコンペ

この内、当選率が高いのはAMG内でのコンペだ。傾向としては東京の方が受賞率が高いが、人数の関係だろうという印象。大阪校でも商業デビューしている生徒はいるから、あまり気にしなくてOK。

一方の外部から募集するコンペは、アマチュアはもちろん専門学校生やプロまで様々な人を相手に選ばれなければいけない。ハードルは一気に上がる。

ただ、どちらにせよデビューできるかどうかは実力に加えて運が大きい。とはいえ、プロも運が回ってきた時にすぐ行動できるかどうかが重要だから、ぶっちゃけプロになっても運は大切。

AMGはそのカリキュラムからも、徹底的に基礎を学ぶ場所だ。卒業後も何十年と渡って活用できる技術を身につけるからこそ、在学中のデビューは難しくなる。

手っ取り早くデビューしたい人には合わないだろう。

入学しても必ずプロになれるわけじゃない

AMG 入学 プロ

AMGに入学する際、どうしても考えてしまうのが「入学したらプロになれる!」というもの。気持ちはわかる。夢だもんね。誰だって叶えたいし、理想の自分になりたい。

だが、厳しいことを言うが入学しても必ずプロになれるわけじゃない。むしろ、ほとんどの人がなれない

  • 忙しくて夢を諦める
  • 実力がないとわかって夢を諦める
  • 日々を過ごす内に自然消滅する

このどれかに当てはまる。いくつもの世代を見てきたが、30人いたらプロになれるのは2~3人くらいだ。それ以下はあっても、それ以上の数にお目にかかったことはない。

つまり、1/10くらいの割合でしかプロになれないと考えておこう。

僕からしたら、「うるせぇ、とっととやれ!」って感じなんだけど、多くの人があーだこーだ「やらない理由」を見つけて後回しにする。

本気で目指している人間しか頭角を現せない世界なのだから、当然だ。本気でプロになりたい人だけ挑戦しよう。

教わる内容は講師によって違う

AMG アミューズメントメディア総合学院 教わる内容 違う 講師

AMGに入学すると戸惑うものの1つに、「教わる内容が講師によって違う」というものがある。知識が付いてくると、みんな言っていることが正しいとわかるのだけど、生徒として教わっていると「結局何が正しいの?」となる。

正解は、どれも正しい、だ。

僕もそうだが、プロは自分なりのやり方を持っている。自身の失敗や成功に基づいた方法なのだから、人によって違うのが当たり前なのだ。

そのため、教わる内容が大きく違うなんてザラ。大切なのは、その中から自分に合った方法を選ぶことだ。この点が、高校のように教師から教わった内容がそのまま正解になる世界とは違う。

教わる内容が講師によって違う点は、入学して最初に戸惑う部分だと思うから、覚えておこう。

卒業してからが本番

AMG アミューズメントメディア総合学院 卒業 本番

AMGは在学中にプロデビューできるわけじゃないと、先ほど言った。ではいつか。卒業してからだ。卒業してからどれだけ頑張れるかが、君がプロになれるかを大きく左右する。

だからこそ、AMGは卒業後のフォローを手厚くしてくれているのだ。

何しろAMGに在籍するのは、たった2年。その間に卒業後も頑張れる基礎を叩き込み、その上で夢に向かって頑張らなくてはならない。実に厳しい。全く保証してくれていない。

だから、卒業してからは仕事をしながらプロという夢を目指さなければいけない。ハッキリ言って、めちゃくちゃキツい。実際に働きながらプロを目指していた僕が言う。まともな精神で目指せるもんじゃない。

僕の場合、運良く心身がぶっ壊れそうになったから退職した勢いで独立しちゃったのだけど、まともな人はそんなイカレた選択肢をまずしない。働きながら片手間で夢を目指すことになる。

卒業後は、心身の管理はもちろん、どんな状況でも頑張れるタフネスさが求められる。夢を手放すか手放さないかを選ばなければいけない時が、必ず来る。

だけど安心して欲しい。プロになったらもっとしんどい。しんどい中でも頑張れるだけの力は、AMGにいれば必ず身につけられる。結構な数がフェードアウトするけど、仲間もいる。

卒業してからが本番だ、と入学前に覚悟しておこう。覚悟がガン決まりな奴は、大体化ける。保証する。

最後に頑張るのは自分

AMG アミューズメントメディア総合学院 頑張り

AMGに入学するというよりも、プロを目指すにあたって意識して欲しいことがある。それは、「最後に頑張るのは自分」ということだ。

確かにAMGは卒業後もフォローしてくれる。デビューのために大きな力になってくれるのは間違いない。

だが、その後。プロになってからは、自分の力で頑張らなくてはならない。夢を目指しているとつい忘れてしまうのだけど、プロになるのはただの通過点でしかないのだ。

みんなが最終的に目指さなければいけないのは、「自分の好きなことで飯を食っていく」姿に他ならない。プロデビューしたところで、ただのスタートラインに立っただけだ。

文章を書くプロとして生活していて常に感じているのだが、プロになるよりもなってからの方が遙かにしんどい。頼れるのが自分の力しかないのだから、大海原に一人放り出されたかのような感覚になる。

その状態を楽しめるかどうかが大切だ。

AMGは在学中よりも、卒業後こそが本番となる。最後に頑張るのは自分だと、心積もりをしてスキルを身につけていってくれ。

卒業しても肩書きを活かせない

AMG アミューズメントメディア総合学院 肩書き

AMGを卒業しても、残念ながら肩書きを活かせない。ここで言う肩書きとは、AMGというブランドではなく、学歴の方。わかりやすく先ほど挙げた表を掲載しよう。

学校名場所業態
アミューズメントメディア総合学院東京フリースクール
大阪アミューズメントメディア専門学校大阪専門学校

注目して欲しいのは「業態」だ。東京校ではフリースクールとなっているため、卒業しても何の学歴も得られない。高卒で入学したら、卒業しても高卒のままだ。

一方の大阪校は専門学校なので、専門学校卒の学歴がつく。

何だそんなことかと思うかもしれないが、かなり重要なポイントだ。何しろ世の中で人を判断する指標の1つに学歴がある。フリースクールに入学するのは、卒業までに就職できないと非常に不利なのだ。

もちろん、卒業までに進みたい業界に就職が決まっているのなら、何も問題は無い。学んだ内容を思う存分活かそう。

だが、就職できなかった場合は、夢を目指すと同時に就職活動がセットでついてくる。これが結構キツいのだ。

特に創作系は注意が必要。目指したい業界に近い業種に就職しないと、夢を目指す気力すらなくなっていく。精神がすり減っていくのが自分でもわかるから、本当に辛くなる。

僕は大阪校のフリースクール時代に在籍していたんだけど、正社員として就職できたのは30人中で僕を含めて3人だけだ。それ以外はみんなアルバイトか契約社員になった。

もちろんシナリオライターの契約社員になってバリバリ働いている同期もいるから、本人の頑張り次第でもある。

ただ、世間で重要視される学歴という肩書きを活かしにくい点には注意しよう。学ぶ内容も創作というニッチな部分なので、キャリアセンターに相談し、自分が目指したい道を慎重に検討するよう心がけて欲しい。

AMGには無理に入学しなくてもOK

AMG卒業生かつ現役講師という身で言うのもなんだけど、個人的には無理に入学しなくてもいいんじゃないかと思っている。何故なのか、以下にわけて詳しく解説する。

  • やる人間は1人でもやる
  • 本気になればわざわざ通ってまで学ぶ必要はない
  • 大学に行くほうが潰しが効く
  • 作品を公開・投稿する方が遙かに学びがある

やる人間は1人でもやる

大前提として、やる人間は1人でもやる。学校に通っていようとなかろうと、やるのだ。

周りを見て欲しい。pixivや小説家になろう、YouTubeなどで投稿している人たちは、多くが「やってみたい」と思ってやっている。そこには「学校で勉強してからにしよ」と考えている人はほぼいない。

これはビジネスにおいて必須の考え方なんだけど、やろうと思った瞬間に行動するのが成功者だ。夢を叶える人も同じ。やろうと思った瞬間に始めて、後で気持ちに実力がついてくる。

正直、夢があるならAMGへの入学とかを考えずに、サッサと行動した方が良い。

もし入学したいと考えているなら、卒業後の進路を含めて考えるようにしよう。ゲーム会社への推薦とかね。

本気になればわざわざ通ってまで学ぶ必要はない

これもさっき解説したのと同じにはなるんだけど、本気で夢を叶えたいなら、わざわざAMGに通ってまで学ぶ必要はない。だって本気なら、知識や情報を自然と集めているものだからだ。

もしそうでないのなら、本気じゃないと認識した方が良い。

実際にクリエイターになるとわかるんだけど、社会人として働くよりよっぽどしんどいし、辛い。何となく働いて毎月決まった給料をもらう方が、遙かに楽だ。

だからこそ、クリエイターになるなら本気にならなければいけない。明日生きていけるかどうかもわからない世界なんだから、本気で目指しているならAMGを含めて学校に通う必要なんかないのだ。自分でやりなはれ。

もしイラストレーターや漫画家、小説家とかになりたいと考えているのなら、今1度、自分を振り返ってみて欲しい。そのために努力をしていないのであれば、本当に目指したい夢なのかどうか考え直してみよう。

大学に行く方が潰しが効く

AMGはどこまでいっても専門学校かフリースクールだ。卒業したところで世間から見る目は冷たい。

だからこそ、入学を迷っているくらいなら大人しく大学に行った方が良い。クリエイターを目指しているのなら、芸術系の大学に通った方が遙かに有意義だ。例えば漫画家なら、漫画学部のある京都精華大学とかね。

高校を卒業してすぐにAMGへ入学した場合、卒業してからの人生がハードモードになる。もちろん大学に入学するという手もあるんだけど、お金が必要だ。

そうならないためにも、クリエイターになろうか迷っているくらいなら、とりあえず大学に進学した方が良い。別に卒業してからでもAMGでは学べるのだから、まずは大卒という肩書きを手に入れよう。

日本の大学はハッキリいってクソ暇だから、その間に夢を目指して行動すれば叶う可能性だってある。実際、僕が通っていた大学では多くの人が在学中にプロとしてデビューしていた。世の中そんなものだ。

作品を公開・投稿する方が遙かに学びがある

AMGに通う人の多くは、将来クリエイターになりたいはずだ。となれば、基本的に作品を公開するはず。まさか作ったものを「まだ早い」とか言って封印してないよね?

これも大前提にはなるんだけど、作品を生み出したらすぐに公開・投稿した方が良い。反応があるにせよ無いにせよ、多くの学びがある。

反応があった場合反応がない場合
感想から良い部分がわかる
どの部分が受けるのかがわかる
作品を公開する度胸がつく
プロデビューするチャンスが広がる
反応が無い理由を推測できる
他の作品の分析ができる
商業に必要な考え方を身に付けられる
PDCAを回せる

これらは作品を公開しないとできない学びだ。

クリエイターにとって、作品を世に出す以上の学びはない。うだうだ迷っている暇があるなら、とっとと投稿して爆速で成長していこう。わざわざAMGに通うより、余程身になる。

それでもAMGが良いよと思う理由

入学しなくても良いよと言ったが、それでもAMGは良いよと言う理由もある。それは僕が実際に通って夢を叶えられたし、講師として教鞭も執っているからだ。なぜなのか、最後に以下から見ていこう。

  • 本気で取り組めない人は身を置いた方が良い
  • 2年間で大きく成長できる
  • 先生方がめちゃくちゃ親身になってくれる

本気で取り組めない人は身を置いた方が良い

まず、本気で取り組めない人はAMGに身を置いた方が良い。さっきは「本気になれないなら入学しないでいい」とは言ったけど、モチベーションを維持できない人は多い。僕もそうだ。

あさき

そういう人は、強制的に身を置く方が良いんだよね

これまでの生活を振り返ってみて、中途半端にしか取り組めなかった人は、このパターン。1度くらいは本気で取り組んでみたいなら、AMGでの勉強も考えてみると良いだろう。

人を形作るのは環境だ。周囲に本気の人間が多いと、自分も変わる。今の自分を変えたいと考えているのなら、AMGは良い環境になってくれるだろう。

2年間で大きく成長できる

成長 矢印

AMGは2年間しか学ぶ時間がないのだけど、カリキュラムが濃厚だから、その2年間で大きく成長できる。実際、僕も学生が提出した課題を見ていてそう思う。入学したての1年生と、卒業間近の2年生は全くクオリティが違う。プロでも通用する文書を書く子すらいる。

これには座学の内容もそうなんだけど、細かいフィードバックが大きい。一人ひとりに寄り添ったフィードバックがあるから、成長できるスピードが異常に速いのだ。

小説家や漫画家、イラストレーターのように卒業してから本番な学科の場合、その成長度合いが如実に出てくる。本気で学んだ人ほど、すぐにデビューできる。

たった2年間だけど、プロとして活躍できるほどの土台を作りやすいのは、AMGの良いところだ。

先生方がめちゃくちゃ親身になってくれる

手前味噌にはなるんだけど、先生方がめちゃくちゃ親身になってくれるのもAMGの特徴だ。学科問わず、先生方がいつも生徒たちのことを気にかけてくれているのが、何気ない会話の中から伝わってくる。

  • ダンスが苦手
  • 歌で声が少し出ていない
  • SNSからの影響を受けすぎている
  • 演出を上手く伝えるにはどうしたらいいか
  • 生徒たちがわかりやすい作品は何かないのか
  • どうすれば上手く伝えられるのか

などなど、講師の控え室ではいつもこんな会話が飛び交っている。もうみんな生徒思い。もちろん僕もね。嘘じゃないよ?

だからこそ、成長できる環境は整っている。卒業後ももちろん同じ。まるで在学中であるかのようにサポートしてくれるから、安心して頼れる。

そういう意味では、AMGに通う意味は大きいんじゃないかなと僕は思うのだ。

AMG(アミューズメントメディア総合学院)は夢と向き合い目指すための場所

AMG 大阪アミューズメントメディア専門学校
画像引用:大阪アミューズメントメディア総合学院

AMGは、現役のプロ講師から仕事で活かせるノウハウを学べる場所だ。2年という短い期間ながらも、卒業してからずっと活かせるマインドや能力を身につけられるため、通う意義は大きい。

AMG自体がエンタメの部署を抱えているから、比較的プロデビューしやすい場所だ。実際に生徒として通い、現在はプロとして生計を立てながらAMGの講師をしている僕の目から見ても、メリットは確かにある。

一方で、確実にデビューできるわけではない点には注意しよう。幻想を抱かず、夢に向かって愚直に努力できる人間だけが結果を残せる。ただし、それはプロデビューしても同じだ。

卒業後はずっとフォローしてくれるから、フル活用すると夢に近付けるだろう。僕自身、そうした人を何人も見ている。人間が死ぬ時に後悔するのは、「自分のやりたいことをやらなかった」だ。後悔のない人生を送るためにも、気になっているなら挑戦も考えてみよう。

念のため、以下にAMGのリンクを貼っておく。資料請求は無料でできるから、まずは資料を取り寄せてみて、他の専門学校と比較してみると良いだろう。オープンキャンパスに参加すれば、講義の内容を肌感覚で掴めるからオススメ。

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