コーヒー好きへ捧ぐ。この夏マストバイはカインズのアイスコーヒー【レビュー】
夏が近付いてくると、アイスコーヒーを飲みたくなる。普段は熱いコーヒーを飲んでいたとしても、暑くなってくると氷を入れてキンキンに冷えたアイスコーヒーで、乾いた喉を潤したい。
だがしかし、日本はコーヒー天国だ。缶コーヒーから紙パックのコーヒーはもちろん、喫茶店に行けば美味しいコーヒーをいつでも飲める。
そんな環境はコーヒー好きとしてはたまらんのだけど、家でも気軽に美味しいコーヒーを飲みたい。コーヒー党なら誰もが抱く願いだろう。
僕も毎日コーヒーを飲んでいる。というか飲まない日はない。血液の2割くらいはコーヒーになっていると思う。そりゃ健康診断でも引っかかるし、カフェインが原因で寝られなくもなる。
ということで、今回は夏場にオススメしたい「カインズのアイスコーヒー」を紹介したいと思う。
- 酸味などいらん。苦いアイスコーヒーこそ至高!
- 紙パックでオススメのコーヒーってある?
- コーヒーゼリーとか他の料理にも使えるアイスコーヒーを探している
こんな人にオススメのコーヒーだ。僕も毎年夏になったら常飲している。
カインズのアイスコーヒーはPB(プライベートブランド)商品
カインズとは、その名の知れた全国に展開するホームセンターだ。我が滋賀県にはほとんどないのが残念でならないが、お洒落で使いやすい独自製品を数多く扱っているのが特徴。近年ではテレビでも良く放送されているから、知っている人も多いことだろう。
カインズのアイスコーヒーは、そんなカインズが販売するPB(プライベートブランド)のひとつだ。カインズはPB商品も力を入れていて、グッドデザイン賞を受賞したものも多くある。ラップケースとかめっちゃ使いやすい。写真は以下。
その中でもアイスコーヒーは人気で、いつも箱積みされている。種類も無糖と微糖と欲しい味が揃っている。ミルクは後で入れてもいいからね。
お値段も安く、1ℓで200円前後。時勢の影響もあってか、ちょっとずつ金額が上がっている。まぁ、仕方ない。ただクオリティが高いから納得できる金額でもある。特にコーヒーに苦味を求めているならなおさらだ。
また紙パックだから、使い切ったら捨てれば良いのも嬉しい。ペットボトルだと洗って分別しないといけないから、地味に手間。紙パックなら洗って潰せば捨てられるので、ゴミ捨ての手間も少ない。
コーヒー専門店で飲むアイスコーヒー
と、パッケージには記載されている。
ハッキリ言えば、コーヒー専門店でもピンキリなので、舌に合う合わないでかなり違ってくるのだけど、それはさておいて、そういうコンセプトで開発されたのは間違いない。
厳選した豆を使っており、原産国はベトナムだ。原産国に関しては変更もあり得るので、あくまでも現時点ではと思っていただきたい。
さわやかどころじゃない苦さ
カインズのアイスコーヒーの最大の特徴は、なんと言ってもその「苦さ」だ。
一般的にコーヒーには「酸味」と「苦味」があって、それらをどうバランス良く配合するかによって味が変わってくるのだが(厳密にはもっと細かい要素はある)、カインズのアイスコーヒーは、とにかく苦い。酸味なんざどうでもいいんだよ! ってレベルでとにかく苦味が先に来る。
これが良い。
僕だけではないと思うが、コーヒーに苦味を求める人はある程度いると思う。それは眠気覚ましだったり、あるいは甘い物を食べたりした時の口直しだったり――理由は個々あれど、苦いコーヒーが好きな人には、一定の苦味ラインみたいなものがある。
カインズのアイスコーヒーは、そのラインを見事に越えてくれる。「そうそう、この苦味だよ!」って思わせてくれる、しっかりとした苦味があるのだ。だから、飲んでいて実に美味しく感じられる。氷を入れても全く薄くならないのはその証左だろう。
カフェオレとして飲みたい場合は、牛乳1に対してコーヒー2の割合にするとちょうどいい。ごくごく飲めるほど飲みやすくなる。
苦いからこそ、甘い物が引き立つ
苦味は、小休止したい時にも役に立つ。午後3時のおやつタイムなんかにも大活躍だ。
チョコレートや和菓子を食べながら、カインズのアイスコーヒーを飲むと、甘さと苦さが溶け込んで口が幸せになる。
その苦味を利用して、コーヒーフロートも良いだろう。
真っ黒なアイスコーヒーの上に、真っ白いアイスクリーム。濃いコーヒーだからこそ、アイスクリームの甘さが引き立って最高のデザートになる。
しっかりコクもある
カインズのアイスコーヒーは、苦味だけじゃない。苦味の奥にはしっかりとコクがある。
そのコクを利用して、牛乳をたっぷり入れたカフェオレなんかにすると本当に美味しい。牛乳とコーヒーが二層に分かれたりすると見栄えもめちゃくちゃ良い。
コーヒーゼリーも作れる
実はパッケージにこっそりと「コーヒーゼリーなどにもご利用いただけます」と記載してある。
飲むだけじゃなく食べるまでいけるとは、こやつなかなかどうして憎いやつだ。
無糖と微糖のどちらもでも作れるみたいなので、試してみるのも良いだろう。
夏場のコーヒーゼリーはとんでもなく美味しいから、もうちょっと熱くなったら作ってみるつもりである。
まとめ:期待以上にしっかりしたアイスコーヒー
・缶コーヒーより安い
・フロートにゼリーまでアレンジ何でもござれ!
カインズのアイスコーヒーは、完成度の高い商品だ。正直、某○オンのPBとかもあるからあまりPBには期待していなかったのだけれど、良い意味で裏切られた。
コーヒーフロートやコーヒーゼリーなどのアレンジもそうだが、何よりコーヒー単体として飲んだ時に感じる「苦味」と「コク」のレベルが高い。
苦いコーヒーが苦手な人には微糖をオススメするが、ブラックコーヒーが好きで苦味が無いと嫌だって人には無糖を是非オススメしたい。
たまにコーヒーなんて飲めればいいんだよ! って人もいるが、コーヒーは趣向品だ。趣向品だからこそ、自分に合ったものを選ぶことで、人生はほんの少しハッピーになる。
この記事が、そのほんの少しの幸せに役立てれば幸いである。
カインズが近くにない人は、公式通販でも売っているので、以下をチェックしてみてくれ。