【1冊でも倒れないブックスタンド】汚デスクを片付けられる救世主。散らかる人のマストバイ【レビュー】
机の上が散らかってないかい?
僕は散らかっている。片付けた方が良いというのはわかっているんだけど、それはそれ。散らかってしまうんだから仕方ない。自分もそう! と思ってくれる人も結構いるんじゃなかろうか。
だが、そんな状態を解決してくれる商品を見つけた。リヒトラブの「1冊でも倒れないブックスタンド」だ。何とも質実剛健なネーミング。嫌いじゃない。
物は試しで買ってみたら、思っていた以上に机の上が片付いたので、紹介しようと思う。机の上がゲームや書類、文房具で散らかっている人は、参考にしてくれたら幸いだ。
リヒトラブ『1冊でも倒れないブックスタンド』は名前通りのアイテム
リフトラブの「1冊でも倒れないブックスタンド」は、名前の通り、本1冊でも倒れないブックスタンドだ。今までありそうでなかった商品である。その画期的な構造もあって、「文房具総選挙2023」で大賞を受賞している。納得。
机の上を整理するためにブックスタンドを使っている人は多いと思う。僕もそうだった。100均で気に入ったブックスタンドを買っては、机の上に置いて書類を立てていた。
だが、従来のブックスタンドでありがちなのが、「本や書類の重みで倒れちゃう問題」だ。下が固定されてないから、重みに負けて倒れたり、滑っていったりしてしまう。結局、散らかっちゃうのである。
だが、「1冊でも倒れないブックスタンド」は違う。ボディ下には滑り止めが付いているし、ストッパーがついているから1冊だけでもしっかりと保持してくれる。広辞苑だろうが大学ノートだろうが、関係ない。万能選手なのである。
机の上が片付いていない人にこそ、使って欲しい。その快感を味わうと、他の立てて収納できる製品を使いたくなくなるだろうから。
ノーマルタイプ | A4タイプ | |
---|---|---|
品番 | A-3575 | A-3577 |
本体価格 | 1,300円(税別) | 2,300円(税別) |
サイズ | 203mm✕120mm✕122mm | 203mm✕150mm✕212mm |
材質 | ハイインパクトポリスチレン | ハイインパクトポリスチレン |
色 | アイボリー 0ホワイト 24ブラック | 0ホワイト 24ブラック |
推奨対応サイズ | 文庫サイズ:約105mm✕148mm 新書サイズ:約103mm✕182mm A5サイズ:約156mm✕217mm | A4版サイズ程度 |
リヒトラブ『1冊でも倒れないブックスタンド』 レビュー
ではさっそく、リヒトラブの『1冊でも倒れないブックスタンド』についてレビューしていく。
収まりの良いサイズ
「1冊でも倒れないブックスタンド」は、机の上に置くとちょうど良いサイズ感になっている。先ほど記載したサイズを、もう1度見てみよう。
- A5サイズ:203mm✕120mm✕122mm
- A4サイズ:203mm✕150mm✕212mm
少しわかりにくいと思うので、ティッシュの箱と比較してみる。
結構コンパクトなのがわかると思う。小さいように感じるかもしれないが、「立てて収納する」というのを忘れちゃいけない。案外、立てて収納するとスッキリするのは、誰しも1度は経験していることだろう。
「1冊でも倒れないブックスタンド」は、収まりの良いサイズで収納できるベストアイテムなのだ。
ストッパーが便利
「1冊でも倒れないブックスタンド」には、ストッパーがついている。軽い力で動いてくれるから、引き抜いても倒れる心配がない。
ストッパーの幅は8mmあるんだけど、大学ノートの50枚綴りでも6mmくらいだから、1冊の範囲に収まってくれる。ノートだけならめちゃくちゃ立てられるのだ。
しかもこのストッパー、しっかりホールドしてくれるから、うちみたいに広辞苑でも難なく立つ。詳細は以下。
ノートや辞書、ペン立てなど自分の好きなものを使ってレイアウトできるのは、ストッパーがあってこそ。理想のブックスタンドと言える。
全く滑らない
「1冊でも倒れないブックスタンド」を使うにあたって、以下のような意見を持つ人もいるだろう。
そんなこと言って、どうせ滑るんじゃないのぉ?
ご安心あれ。全く滑らない。以下をご覧あれ。
ボディ下には滑り止めが4ヶ所ついているんだけど、これがめちゃくちゃ強力なんだ。どれくらい強力かって言うと、広辞苑をノールックで指しても微動だにしないくらい。
多少力を入れた程度では、びくともしないほどしっかり固定してくれている。「滑ったらどうしよう?」と考えている人も安心して使って欲しい。
ジョイントを使って連結できる
「1冊でも倒れないブックスタンド」を買う際、誰もが1度はこう思うはずだ。
ナメてる? たかだか1台くらいで片付く机だと思ってるの?
問題なし! 綺麗に置ける工夫があるぞ!
僕の机の上もそうだった。気持ちは凄くわかる。
だが安心して欲しい。このブックスタンド、ジョイントがあるんだ。つまり、連結できる。以下を見て欲しい。
斜めにジョイントできる部分がある。2台目以降はジョイント部分にはめ込めば、しっかりマウントしてくれる。ブックスタンドを使っているとどうしても発生していた隙間が無くなるから、スペースを効率的に使えるのだ。
机が片付いてスペースも生まれる。何とも贅沢なブックスタンドじゃないか。
サイズはB5とA4の2種類
「1冊でも倒れないブックスタンド」はサイズが2種類ある。以下。
- ノーマルサイズ(B5)
- A4
ノーマルサイズは、B5サイズのノートが使えるサイズだ。なので、ノート整理をしたい人にオススメ。雑誌みたいに大きなサイズでない限り、本もノーマルサイズでOK。
一方のA4サイズは、Aサイズのノートが収まるくらい大きい。以下の画像を見ると、サイズ感が良くわかるだろう。
ファイルを立てかけたい時に重宝するサイズだ。
個人的にファイルは無印やニトリのファイルボックスでいいかなと思っているから、オススメはB5のノーマルサイズ。
カラーは3種類
「1冊でも倒れないブックスタンド」は、サイズによってカラーランナップが多少異なる。
サイズ | カラー |
---|---|
ノーマルサイズ(B5) | アイボリー 0ホワイト 24ブラック |
A4 | 0ホワイト 24ブラック |
この中で僕が持っているのは、B5のアイボリー。落ち着いた色が好きな人にオススメだ。
注意して欲しいのが、外箱からだと何の色が入っているのかわからない点。デスク周りを統一している人にとっては、博打になる。ネット通販なら好きな色を変えるから、ネット通販を使うと良いだろう。
そもそも机の上を片付けられない
そもそも論として、机を上は片付けられないものなんだ。少し古いデータにはなるんだけど、マイナビが調査した「年収1,000万円の人のデスクは綺麗なのか?」では、37.4%の人の机が片付いていなかった。
机が片付いていた方が稼げるみたいな話を聞くけど、4割ほどが片付けられていないのだから、あんまりアテにはならない。大切なのは、「綺麗な机」ではなく「仕事がしやすいかどうか」である。
実際、出版社にいた頃は編集者のデスクは全て汚かった。散らかりまくり積み上がりまくり。でも、みんな仕事ができていた。結局は、機能性が何よりも大切なのだ。
いちいち整理しない
机の上が片付かない人(僕もそうだが)は、いちいち整理したりしない。物を置く場所は決めていても、それ以上をしない人が多いだろう。その場所にあるのがわかるんだから、整理しなくてもいいや理論だ。
でもそれって汚くない? 物の場所とかもわからなさそう
決まってる場所に置いてるから、案外わかる。あと、本当に汚いブツは置かない。
机の上が汚くても、本質的に汚いものはゴミ箱に捨てる。書類やら文房具やらで散らかっていても、ティッシュやお菓子の袋が散らかっていないのは、そのため。
整理するくらいなら、自分の好きなことをしたい。どうしようもなくなったら片付けよう。そんな気持ちで、僕たちは整理されていない机と向き合っている。
片付いている方が集中はできる
当然だが、片付いている方が集中できるのは事実だ。これに関しては、プリンストン大学神経科学研究所で実証されているので、飲み込むしかない。
人の脳は秩序を好む。机の上が散らかっていて無秩序な状態だと、物が常に目に入ってくるから、認知資源が枯渇して集中力が低下するのだ。しかも散らかった机の人は、物事を先延ばしにする傾向が強いらしい。思い当たる節がありすぎる。
そんな簡単に片付けられたら苦労しない!
その気持ちもわかる。だからこそ、人の性質を利用した方が簡単なのだ。
人は隙間があると埋めたくなる
人は、隙間があると埋めたくなる性質を持っている。「パーキンソンの法則」というんだけど、おそろしくざっくり解説すると、以下。
- 第一法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
- 第二法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
第一法則は、夏休みの宿題をギリギリまでかかってゆっくり進めること。第二法則は、10万円の臨時収入があったら10万円を丸ごと使ってしまうことだ。他にも、人員が増えているのに何故か人手不足になっている企業も当てはまる。
これらかもわかるように、人は隙間があると埋めてしまいたくなるのだ。試しに、以下の写真を見てみて欲しい。
気持ち悪くない? なんだか埋めたくならない?
「1冊でも倒れないブックスタンド」は、そうした脳の仕組みを使って片付けられるアイテムだ。実に理にかなっている。
片付けメソッドは続かない
世の中は「片付けメソッド」で溢れている。僕も何個か試したことがあるんだけど、続いた試しがない。続ける気がないからだと言われたらそれまでなんだけど、続かないものは仕方ない。だって片付けるより片付けない方が楽なんだもの。
とはいえ、片付けた方が良いのは事実。「ロボット掃除機が良いのは、床に物を置かなくなるからだ」という言葉があるように、必要な状況を作っていくしかない。
「1冊でも倒れないブックスタンド」は、そんな状況を生み出してくれるアイテムだ。机の上を片付けられなくて困っていた人は、ぜひ試してみて欲しい。
リヒトラブ『1冊でも倒れないブックスタンド』はデスク整理の救世主
リフトラブの「1冊でも倒れないブックスタンド」は、机の上を片付けてくれるアイテムだ。これまで寝かせて置いていた書類やノート、辞書などを立てて収納できるため、スペースを確保できる。しかもストッパーで支えてくれるから、倒れない。非常に使いやすいブックスタンドだ。
仕事・プライベート問わず、机の上は片付きにくいもの。「明日もやるし……」でついついそのままにしちゃうのは、あるあるだ。そんな人こそ、使ってみて欲しい。机の上が綺麗になって、片付けから作業が始まる、なんてことがなくなる。
安くて機能的なブックスタンドを探している人は、ぜひ1つ買ってみてくれ。オススメだ。
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