今すぐ買え!ユニボール ワン Fは最高のユニボール【レビュー】

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「ユニボール ワン」というボールペンを知っているだろうか?

顔料インクを用いた発色の良いインクが特徴で、その色の種類は17種類。

100円で購入できるのもあって人気のボールペンなのだが、その「ユニボール ワン」の上級品として「ユニボール ワン F」が販売開始された。

通常のユニボール ワンからデザインをより大人向けにシフトしたユニボール ワン F。

購入してしばらく使ったので、レビューしていきたいと思う。

  • 普通のユニボール ワンと何が違うの?
  • 書き味はどう?
  • ペン先はどっちがオススメ?

そんな疑問を持っている人の一助になれば幸いだ。

結論から言えば、黒のボールペンはもうこれでいいかなってなるレベルで、ハイコスパなボールペンだ。

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ユニボール ワン Fとは?

ユニボール ワン Fは、「ノート、くっきりキマる」をテーマに開発されたユニボール ワンを更に改良したボールペンだ。

身近な1本を目指し、日常生活に溶け込む色から発想を得た軸色のラインナップとなっている。

ユニボール ワンと違うのは軸の色だけ? いやいや、そう結論づけるのはちょっと待って欲しい。

ユニボール ワン Fは、ユニボール ワンからの正統進化だ。

  • スタビライザー機能
  • 低重心
  • グリップを一新

と、より書きやすさを追求している。

現在ユニボール ワンを使っている人も満足できるボールペンになってくれている。

ユニボール ワン F レビュー

では、さっそくユニボール ワン Fをレビューしていく。

日本人の心に訴えてくるカラー

ユニボール ワン Fの軸色は、通常のボールペンとは一線を画している。

先述したように「日常生活で目にする景色」をテーマに作られた色は、発色が良いインクとは違ってどこかくすんだ曖昧なカラーとなっている。

これはフェイデッドカラーと呼ばれていて、デザインを追求して敢えて取り入れられている。

カラーの名前も決まっていて、

  • 消炭
  • 無垢
  • 花霞
  • 日向夏
  • 霜柱
  • 葉雫
  • 茜空

の計7種類だ。

日本語の奥深さを思い起こさせてくれる色の名前じゃないか。

ちなみに僕が持っているのは霜柱。他ではまず見られない色なので、かなりお気に入り。

自分が気に入った1本を探すのも楽しめてしまう。

それはどこか、PILOTの色彩雫シリーズのようだ。

こだわりのボールペンを持ちたい人には、オススメしたい。

シームレスなボディなのに握りやすく、滑らない

ユニボール ワン Fはシームレスなボディをしている。

特徴的なのは、グリップが無いことだ。

というのも、実はユニボール ワンの時はラバーグリップがしっかりついていた。

しかし愛用者からすると、ラバーグリップが逆に取り回しが悪いとの評判があったのだ。

https://twitter.com/nO_Hinoyacoma89/status/1441169205575905284?s=20

ラバーグリップにすると書く際には困らないが、ポケットや筆箱で他のペンと擦れて痛んだりベトついたりがあった。

それらの不満を無くすためか、ユニボール ワン Fにはラバーグリップがついていない。

プラスチックのボディが先端まで続く。

一直線のボディには指への取っかかりが何一つとしてない。

何と不親切かと憤るところだが、しかし握ってみると全く指がズレない。どういうこと?

指が吸い付くような感覚と共に、すいすいペン先が動いていくのだ。

実はラバーグリップって必要なかったのでは?

そう思わせてくれるほど、書きやすいボディに仕上がっている。

先端がブレない

ブレないボールペンと言えばブレンがお馴染みだが、ユニボール ワンFも同様にブレない。

ユニボール ワン Fは金属製のペン先が採用されていて、これが低重心と安定感を実現している。

それだけではなく、上の画像を見てくれればわかるように、先端部分をがっちりホールドしている。

そのため筆記時にブレを感じず、スムーズな筆記も実現している。

書いていてストレスを感じないのは、ボールペンの善し悪しに直結するくらい重要な部分だ。

それを改めて突きつけてくれたブレンには感謝しかないが、ユニボール ワン Fでも同様にブレないペン先を取り入れている。

発色の良いインク

ユニボール ワン Fのインクはユニボール ワン同様、新開発の顔料インクだ。

顔料インクのため、発色が良くハッキリした文字になるのが特徴だ。

以下の画像を見て欲しいのだが、従来と比べてもその明暗がわかるだろう。

学生だったら勉強。ビジネスならアイデアを出したりまとめたりする際にも使える。

メモの魔力のような使い方をする際にも活躍してくれるので、オススメだ。

濃淡の濃さは記憶力にも効果があるようで、立命館大学総合心理学部 服部雅史教授監修のもとuniが実験を行ったところ、以下のような結果が出ている。

ユニボール ワン Fは勉強やビジネスにはピッタリのインクと言えるだろう。

ペンサイズは2種類

ユニボール ワン Fのペン先は2種類用意されている。

  • 0.38mm
  • 0.5mm

どちらも良く使う人が多いペンの細さだ。

細書きの人なら0.38mmがオススメだが、書いているとペン先が紙の繊維をガリガリ削っていくような感覚がある。

細いが故に引っかかりを感じてしまうのだ。

書いている時の書き味を重視するなら、0.5mmがオススメ

インクの発色が良いのもあって、よりユニボール ワン Fを楽しめる。

インクの出も良いので滑らかに書けるので、使っていて一番楽しいのは0.5mmだ。

ユニボール ワン Fのリフィルはシグノと互換性あり

ユニボール ワン Fのリフィルを取り出してみると、どうにも既視感があった。

ちょうど手持ちにあったユニボールシグノRT1のリフィルと比べてみた。

……うん、同じだ。

試しに入れてみたが、問題なく使えた。

同じユニボールだからだと思うが、もしシグノのインクを使いたい場合は、リフィルだけ買って付け替えればOK。

ただ、色の種類としてもほぼ同じなので、交換する必要はあまりない

ユニボールワンのリフィルが存在していないので、黒以外のインクを使いたい場合は選択肢となってくるだろう。いちいちユニボールワンを買ってリフィルだけ付け替えるのはアホらしいしね。

※2022年1月に確認したところ、黒・赤・青のリフィルが発売されていた。しかも「0.38mm」「0.5mm」の両方だ。これは嬉しい!

もしくは、どうしてもシグノのインクをユニボール ワン Fで使いたい場合だけ、やるといい。

逆も大丈夫なので、むしろそっちの方が需要あるかもしれないが。

まとめ:ユニボール ワン Fは正統進化したユニボール ワン。迷ったらこれでOK

ユニボール ワン Fは、ユニボール ワンから正統進化したボールペンだ。

ボディカラーといい持ちやすさといい、より落ち着いた大人向けへとシフトしている。

このクオリティで300円はハッキリ言っておかしい。コスパがバグっている。

お店で見かけら是非触ってみて欲しい。気がつけばレジに持って行っている未来が待っているだろう。

  • ユニボール ワンのインクは好きだけど、もっと大人っぽいデザインがいい
  • ラバーグリップでなくてもいいor苦手

以上のような方にはオススメのボールペンだ。

特にインクの発色は化け物みたいに良いので、一度味わうと他のボールペン(特に油性ペン)には戻れないので、注意してくれ。

ボディカラーも落ち着いていてコレクター欲をくすぐられるので、集めるのも楽しい。

僕はこれから全色をコンプするつもりだ。

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