【買え!】PILOT『コクーン』はデザインと使い心地を両立させた傑作ボールペン【レビュー】

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太軸のボールペン、好きかい?

売り場を見れば細軸が幅をきかせているが、太軸は書いている時に安定感があるからファンが多い。

子供の頃にドクターグリップに心奪われた身としては、太軸のボールペンが少ないのは何だか寂しい。

だがそんな太軸好きな人が大満足できるボールペンがある。それが、PILOT『コクーン』だ。万年筆やシャーペンなど様々なバリエーションがある中、個人的に一番推したいのがボールペン。

デザイン良しコスパ良しの傑作だ。もう2年以上使っている。ありがとう。

今回はそんなコクーンを紹介していく。

こんな人にオススメ

  • 太軸のボールペンが好き
  • なめらからで書きやすいインクが好き
  • お手頃価格でデザインの良いボールペンを探している
  • お手頃価格でデザインの良いボールペンを探している
  • なめらかで書きやすいインクが好き
  • 太軸のボールペンが好き
あさき

あさきです。Xnoteカクヨムで作品を連載中。Kindleでお仕事ラノベも出版しています。お問い合わせはこちら

目次

PILOT『コクーン』はデザイン良し使い心地良しの傑作ボールペン

コクーン/PILOT

PILOTの「コクーン」は、20代~30代をターゲットにした商品だ。

デザインは名前の通り「繭」のような丸みを帯びたものとなっていて、実にスタイリッシュ。

僕たちがイメージするボールペンとは一線を画したデザインとなっている。

実際そのデザインは評価されており、グッドデザイン賞を受賞している。

誰に見せても恥ずかしくないボールペンなら、まず筆頭に上がる商品なのは間違いない。

加えてインクは低粘度インクのアクロインキを使用。油性でありながらも滑らかな書き心地によって、紙の上で滑るように字を書ける。

  • 油性だから耐水・耐光に強い
  • 長期保存ができる
  • 太い字だからハッキリ見える

以上のメリットがある。

唯一の欠点としては細字がないことくらい。基本的に0.7mmか1.0mmとなるので、字が自然と太くなる。

ただ太い字はそれだけハッキリ見えるので、日常的に細かい字を書く以外は問題なく使える。

僕の経験からすると、A5サイズの手帳なら問題なく使える。胸ポケットに入るサイズの手帳にびっしり書き込むなら、太すぎて持て余すので注意。

PILOT『コクーン』レビュー

では、さっそくPILOTのコクーンをレビューしていく。2年以上使っての所感だから、使った時の感覚に近しいだろう。

アクロインキで書き味がなめらか

コクーン/PILOT

コクーンで使用するインクは、低粘度インクの『アクロインキ』。あのジェットストリームと人気を二分する低粘度インクだ。もちろん油性インク。

油性インクだから耐水性・耐光性にも優れている。長期保存したい書類にも使えるのは、ビジネス面でも大きなメリット。日記に使っても何十年と読める。

また重さも30gとなかなかな重量感。

コクーン/PILOT

一般的なボールペンが10g前後だから、約3倍近い重さになる。

ただアクロインキのなめらからのおかげもあって、本体の重さでスラスラと書くことができる。本体の重さの割にはストレスを感じないのがコクーンなのだ。

字幅は0.5mmと0.7mm

コクーンの字幅は0.5mmと0.7mmがある。そして互換性がない。コクーンonlyのリフィルだ。

下の写真を見てくれればわかるように独自の規格を採用しているからだ。

例えばだけど、形状の似ている海外規格と比較したのが以下。

コクーン/PILOT

ご覧のように長さが全く違う。

そのため他のインキを使うのは難しいと考えた方が良い。コクーンは専用のインキタンクを使うものだと認識して欲しい。

しかし0.7mmといってもそれほど太く感じることはなく、使いやすい字幅になっている。

普段0.4mmのような細い字幅をメインに使っていると太く感じる程度。

細かい字を書かない限り、特に気にならない。

回転繰り出し式でペン先を出せる

コクーン/PILOT

コクーンは高級ボールペンで良く採用されている回転繰り出し式だ。ペンのお尻を回してペン先を出す。利便性がかなり高い機構だ。

ボールペンを使う時に気になるのがノック音。会議や打ち合わせでカチカチさせていたら、結構気になる。

気を使って、音が鳴らないようにゆっくりノックしたことは誰しも経験しているだろう。

しかしコクーンは回転繰り出し式なので、音もなく「すーっ」とペン先の出し入れができる。

片手の親指でも出せるくらい力も必要としないので、めちゃくちゃ使いやすい。

ファイト一発のように気合いを入れなくてもいいのだ。

また、ペン先を出し切る寸前の感覚がたまらなく気持ちいい。ぶっちゃけ、それを味わいたいがために何度もペン先を出し入れしたくなるくらいだ。

感覚としては、近年家具で多く採用されているソフトクローズ機構に近い。最後にそっと動く感覚だ。

一方で回転繰り出し式のため、インクの搭載量は少な目。

ペン上部の機構によりどうしてもリフィルを短くせざるを得ないので、致し方ないだろう。

ちなみにリフィルは100円で買える。地味に安くて嬉しい。ありがとう、PILOT。

手に届きやすい金額

コクーン / PILOT

コクーンは、文房具店に行けばほぼほぼ見かけるので、目にする機会が多い。

それでいて金額は1,500円とかなり安い。

このデザインと使いやすさで1,500円は、ハッキリいって破格だ。金額を言わなければ、みんなもっと高いと勘違いするくらい。

父の日などの記念日にギフトとして贈るのもオススメ。贈る側も贈られる側も嬉しいボールペンだ。

PILOT『コクーン』は総合力が高い傑作ボールペン。迷ったら買うべし。

コクーン/PILOT

コクーンは、ボールペンとしては傑作だ。

・グッドデザイン賞を受賞したクールなデザイン
・アクロインキで書きやすさは最高レベル
・太軸+重量感で、太軸好きにはたまらない逸品

コクーンがいるだけで、そこらの高級ボールペンが見劣りするくらいデザインが良い。それでいて手頃な値段設定なのだから始末に負えない。コスパがバグっている。

一定以上大きな文房具店なら間違いなく店頭に並んでいるから、一度手に取って見ることをオススメする。

試し書きでもすれば、その使いやすさに心を打たれることだろう。

余談ではあるが、コクーンは万年筆も出ているので、そちらも興味があればどうぞ。以下に記事を貼っておく。

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